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ED(勃起不全)は喫煙(タバコ)や飲酒も影響するのか?

仕事終わりの一杯。食後の一服。お酒もタバコも美味しいですよね。まあ僕は下戸なのでお酒は飲めないんですけど・・・タバコはどうしてもやめられませんね。

タバコの吸いすぎ、お酒の飲み過ぎは健康被害への影響が指摘されているし、実際に過度の喫煙や飲酒はガンやその他の内臓疾患のリスクを高めることはデータ上の事実です。

タバコの吸いすぎやお酒の飲み過ぎは病気のリスクを高めるだけではありません。過度の喫煙や飲酒はED(勃起不全・勃起障害)のリスクも高めてしまいます。

今回は、タバコとお酒の与えるリスクや、どの程度の量に抑えたらいいのかなどをご紹介したいと思います。

勃起の仕組み

まずは勃起の仕組みからおさらいです。

勃起は以下のような流れで起こる生理反応です。

  1. 女性の裸を見たり触れたりして興奮する
  2. 男性ホルモンが分泌して脳から指令がでる
  3. 脳からの指令が神経を伝わってペニスに届く
  4. ペニスの血流が増大して海綿体細胞が膨張する
  5. 海綿体細胞が硬くなって力強く勃起する

勃起で大事なのは「男性ホルモンの分泌・神経の伝達・ペニスの反応」です。

喫煙や飲酒が勃起に与える影響

では、喫煙や飲酒がどのように勃起に影響を与えるのでしょうか?

動脈硬化・糖尿病によるペニスの血行不良

喫煙や飲酒が体に及ぼす健康被害として「動脈硬化・糖尿病」があります。

動脈硬化は文字通り血管が硬くなる症状です。血流が悪くなるだけでなく、悪くなった血流を無理やり押し流そうとして血圧が高くなります。高血圧は脳出血などのリスクが高くなって危険な状態です。

糖尿病は、血液の糖分が多くなります。いわゆる「ドロドロ血液」状態。ドロドロ状態では血流が悪くなり、こちらも高血圧・脳出血などの2次被害につながります。

動脈硬化や糖尿病で体全体の血流が悪くなると、当然ですがペニスの血流も悪くなります。

ペニスの海綿体細胞は、ペニスに流れる血液の量や勢いに反応して硬く大きく膨張します。血流が悪くなると、海綿体細胞の反応も鈍くなります。

そのため

  • ペニスが勃たない
  • 勃つけど柔らかい(フニャチン)
  • 勃起が長続きしない(中折れ)

といったEDになってしまうわけです。

神経の伝達が悪くなる

過度の喫煙や飲酒は神経の伝達も鈍くします。タバコやお酒による脳障害・アルコール中毒など神経系の疾患も問題視されていますよね。

神経の伝達が鈍くなると、脳からの性的興奮の指令もペニスに届きにくくなります。

ペニス自体が正常だったり血行不良がなくても、性的興奮の信号がペニスに届かないと、ペニス自体の反応が起こりません。その結果、気分は興奮しているのにペニスは全く反応しない状態になってしまうわけです。

男性ホルモンの分泌不足

喫煙や飲酒の影響としてもうひとつ考えられるのが、男性ホルモンの分泌不足です。過度の喫煙や飲酒はホルモンバランスの乱れを引き起こします。男性であれば、男性ホルモンが少なくなったり、逆に分泌が激しくなる減少です。

  • 男性ホルモンの分泌が激しくなる:薄毛、ハゲ
  • 男性ホルモンの分泌が少なくなる:ED(勃起不全)

となります。

必ず上記の現象になるわけではありませんが、性的興奮も弱い(ムラムラしない)・勃起もしないという状態は男性ホルモンの分泌不足の可能性が考えられます。

EDに影響しないタバコとお酒の量は?

さて、過度の喫煙と飲酒がEDの原因になることはわかりましたが、具体的にどの程度の量なら大丈夫なのでしょうか?完全に禁煙・禁酒しないといけないのでしょうか?

タバコは1日半箱

タバコの目安は1日半箱です。1箱は20本なので10本程度ということですね。

これ以上の本数は肺がんのリスクも高くなるし、動脈硬化も助長すると言われています。タバコ吸いには1日10本はかなりキツイ本数かもしれません。全然足りないでしょ?

でも、やっぱりタバコの本数を抑えたほうが、体の調子も良いしEDにも好材料です。

実際に僕はED対策をするまで1日2箱は吸うほどのヘヴィースモーカーでした。そこから本数を徐々に減らしていって、3ヶ月くらいで1日10本程度に収めています。まあ、ホントは全く吸わないほうがいいんでしょうけど、仕事のストレス解消とかもありますからね。

あ、ちなみに仕事のストレスなどで心因性のEDを引き起こすこともあります。どこかひとつにストレスや弊害が集中しないようにバランス良く散らすこともED対策では重要です。

参考ストレスが原因の心因性EDの詳細はコチラ

お酒はビール1杯(500ml)

お酒は「体に害が無い適量」です。
っといっても「適量」がわからないですよね。

厚生労働省が出しているデータによると「1日約20グラムの純アルコールが適量」となっています。
引用アルコール|厚生労働省

20グラムの純アルコールと言ってもわからないですよね(笑)
ということで、具体的にまとめてみした。

お酒の種類 目安の量 アルコール度数 純アルコール数
ビール ロング缶1本
(500ml)
約5% 20g
焼酎 1合
(180ml)
約25% 40g
日本酒 1合
(180ml)
約15% 20g
ワイン 1杯
(120ml)
約15% 15g

ビール1杯、ワイン1杯なんていうと、お酒飲みからしたら少ない量ですが、これもタバコと一緒です。EDという健康被害が出ている以上、厚生労働省が定める適量に従うべきです。

喫煙と飲酒がEDに与える影響のまとめ

タバコやお酒は大人の嗜み(嗜好品)です。僕自身、タバコを吸うことでストレス解消にもなっています。すべてを禁止した方がいいのはわかりますが、ストレスなどのバランスを考慮してバランス良く適量に収めるのが総合的には体に一番良いです。

そのためには、

  • タバコは1日10本(半箱)
  • ビールはロング缶1杯(500ml)

を徹底しましょう。

EDを治療するクリニックでも、過度の喫煙や飲酒は指摘されて、適量に収めるように指導されます。

僕の体験ですが、タバコの本数を抑えてからは体の調子が良いし、何より朝起きたときのペニスの反応が違います。ギンギンに朝勃ちするわけではありませんが、朝から反応がよくいつでもスタンバイOKな感じです。

もちろんタバコやお酒をやめたからといってEDが必ず治るわけではありません。完全に治すためには精力剤に頼ることも必要かもしれません。

ただ、精力剤の効果を最大限に引き出すためにも、前提となる喫煙や飲酒は控えた方がいいのは明白です。

EDは本人の努力で克服できる症状なので、ぜひ諦めずにできることを努力してみましょう。

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